このたび、厚生労働省より肝炎対策国民運動特別参与を任命されました。世界には肝炎の患者が5億人以上いると言われており、そのうちの50%以上がアジアに集中していると言われています。そこで、日本がリーダーシップをとって肝炎対策に取り組み、「正しい知識の普及」と「差別・偏見の解消」、「肝炎予防の推進を図る」ことが求められています。このたびの役職を受け、少しでも多くの方に肝炎とは何か、また、国の肝炎対策への取り組みを知っていただくため、微力ながらもお手伝いをさせていただきます。
まずは、あなたの身近な方に「肝炎の検査を受けたことある?」と聞いてみてください。そしてあなたも是非、検査を受けてください。肝炎ウィルスがいなければ安心できますし、例えいたとしても、早期発見であれば治療によって必ず完治する病気です。これを放っておいたら、肝臓がんや肝硬変になり、直すのが難しくなってしまいます。
皆様、是非、検査に行って、健康な未来を築いてください。
2012年7月18日
厚生労働省 肝炎対策国民運動特別参与
杉 良太郎